硝子のユメ


微かに響く 水滴の零れ落ちる音は
すべてを消し去るように 少しずつ奪い去ってゆく

一つ 二つ 消えゆく命の灯火
涙を流しても 愛しいあなたはもう戻ってこない...

手のひらから零れ落ちた 悲しみの欠片
いつも傍で笑っていた 愛しいあなたはもういない
最後の言葉を忘れないようにと ココロの扉に鍵をかける


壊れた硝子 拾い集めるように手繰り寄せて
すべてを消し去るように 少しずつばら撒いてゆく

一歩 二歩 あの優しい笑顔へと
少しずつだけど 明日への歩幅を進めてゆくから...

最後に交わした約束 ココロを繋ぎ止め
いつも傍で笑っていた ただ愛しいあなたのために
最後の温もり忘れないようにと ココロの扉に鍵をかける


崩れた硝子のユメ 目覚めるとそこには
いつも傍で笑っていた 君の温もりが消えていて...


手のひらから零れ落ちた 悲しみの欠片
いつも傍で笑っていた 愛しいあなたはもういない
最後の言葉を忘れないようにと ココロの扉に鍵をかけた